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応援団

40回目を迎える視覚障害者啓発事業「あいらぶふぇあ」が、
1月9日から12日までの4日間、
大丸デパート京都店の6階イベントホールで開催された。
僕の所属している当事者の団体である京都府視覚障害者協会、
それに京都ライトハウス、関西盲導犬協会、京都視覚障害者支援センターの、
4つの団体が協力して実施しているのだ。
僕も最近は毎年会場のステージで講演をしている。
視覚障害を正しく理解してもらい共に生きる社会に向かうのが目的なので、
そのつもりで関わっているのだけれど、
講演が終わっての帰り道ちょっと不思議な気持ちになっている。
会場に来てくださった人達の中に
僕を激励にきてくださっている人達が結構おられるのだ。
学校で出会った、講演会場で出会った、
たまたま街角でお手伝いをしてもらって知り合った、
小学生から僕の親くらいの世代まで、
まさに老若男女の応援団だ。
住所も職業もまちまち、中には視覚障害当事者もおられる。
メッセージを発信するために会場で話をしているはずなのに、
終わった時には握手してくださり、
肩をたたいてくださり背中を押してくださっているのを感じる。
素直に、幸せだなと感じる。
そして、僕の日常の大きなエネルギーとなっている。
僕にでも、もう少しやれることがある。
もう少し、頑張ってもいいんだ。
そんな風に思ってしまう。
しみじみと穏やかにうれしくなる。
(2015年1月13日)