タイガース優勝

6時半には出発して枚方市の高校で授業をして午後は京都市内の大学だった。
夕食は学生と中華料理屋さんで済ませて帰ってきた。
乗り換えた電車6回、歩数1万2千歩、帰り着いたのは19時半、ヘトヘトだった。
でもワクワクしていた。
ドキドキしていた。
帰り着くなりラジオのスイッチを入れた。
間に合った。
ゲームはまだ中盤だった。
僕は下柳さんの解説を聞きながら幾度も頷いた。
岡田監督の優勝インタビューを聞き終わるまで動けなかった。
あれの瞬間、そっと万歳をした。
拍手をした。
監督の言葉を聞きながら笑顔がこぼれた。
目頭も熱くなった。
2005年以来18年ぶりのセリーグ制覇、とにかくただうれしかった。
そしてふと思った。
顔が浮かんでくるのは岡田監督と解説者の下柳さんだけだった。
しかも若い現役の頃の顔だ。
他の選手は観たことがない。
それでも今年も幾度もラジオ観戦した。
一喜一憂した。
先日のラグビー日本対チリ戦もラジオでずっと聞いていた。
無心で応援できるのがスポーツの魅力なのかもしれない。
何もしないで何も考えないで心が解き放たれる。
これから始まるクライマックスシリーズ、その先の日本シリーズ、ラグビーワールド
カップ、楽しみが続く。
勿論、相撲も気になる。
スポーツ観戦も趣味のひとつかな。
見えなくてもあまり支障はないと思っている。
(2023年9月15日)