新幹線

いつの間にか、新幹線の旅はすっかり慣れた。
よく利用しているということだろう。
先月は鹿児島、東京、広島と3回利用した。
今月は浜松と鹿児島だ。
ちなみに、このブログは、浜松に向かうこだま号の車中で書いている。
来月は東京、1月は千葉、2月はまた東京の予定が入っている。
年に20回くらいは新幹線に乗車しているかもしれない。
以前は格安航空券で飛行機をよく利用していたが、関西空港までのアクセスが結構大
変なので利用しなくなった。
こうして単独で移動できるということは、現役として活動できているということだろ
う。
うれしいことだと思う。
新幹線はこだま号でもひかり号でものぞみ号でも、出入り口に近い窓側の席を確保す
ることにしている。
出入り口に近いのは移動が便利でトイレが近いからだ。
でもトイレを利用することはほとんどない。
トイレに行くことはできても、元の席にもどるのは見えない僕には難しいからだ。
念のためにという感じかな。
通路側ではなく窓際の席を確保するのは隣の乗客に気を遣わなくて済むからだ。
どの駅でどんな人が座られ、どこで降りていかれたのか、ほとんど分からない。
日本人なのか外国人なのか、男性なのか女性なのか、おいくつぐらいの方なのか、ま
ったく何も分からない。
音だけでの認識なんてそんなものだ。
それでも、座席のシートを倒す時は必ず後ろの席に声をかけることにしている。
ひょっとしたら、誰もおられない席に向かって声を出しているのかもしれない。
でも、それは気にしない。
見えないから声を出さないのではなく、見えなくてもちゃんと一声かけられる自分が
好きなのだろう。
もうすぐ、こだま号が名古屋を出発する。
そろそろパソコンを片づけて準備をしなくちゃ。
今日もいい仕事ができますように。
(2025年11月8日)