FM COCOLO

うれしそうな声で、知人から電話があった。
朝、FM COCOLOというラジオ放送を聞いていたら、
ヒロ寺平さんというDJの方が、
僕の著書「風になってください2」を紹介してくださり、
しかも、とても熱意のあるエールだったとのことだった。
音楽番組での本の紹介も珍しいし、
ひとつひとつの言葉に、共感が溢れていたとのことだった。
実は、つい一週間程前の放送でも、
ヒロ寺平さんは、僕の本を紹介してくださったらしい。
メディアの影響力は大きく、
その日は、アマゾンの在庫が一日でなくなった。
僕とヒロ寺平さんとは、面識がない。
僕を応援してくださっている放送関係者の方が、
ヒロ寺平さんに本をプレゼントされたということは聞いた。
それを読んでくださってのことだ。
僕の経験からすれば、
本とか音楽ソフトとかプレゼントされても、
なかなか読んだり聞いたりにはエネルギーが要るものだ。
たまたま読んでくださり、そして、共感してくださったのだろう。
本をプレゼントしてくださった方も、
共感してくださってのことだった。
共感がつながってのことだ。
時々、僕の本をプレゼントに使ってくださっている人がいる。
きっと喜んでもらえるからとおっしゃる。
自信はないけれど、光栄なことだし、素直にうれしい。
いろんな人達がいろんな場所で、
風になってくださっているのだろう。
見える人も、見えない人も、見えにくい人も、
皆が笑顔で暮らせる未来に向かって吹く風だ。
未来の仲間達と一緒に、
風になってくださった皆様に感謝します。
もちろん、ヒロ寺平さんにも、うれしそうに電話をくれた知人にも、
心から感謝です。
(2013年5月1日)