ゴールデンウィークに届いたメールの整理をした。
駅でサポートをしてくださった男性、
もう10年以上前に知り合った名古屋のガイドヘルパーさん、
大阪・関西万博で働いているスタッフの方、
今月に予定されている講演の関係者、
ロンドンの友人、
僕の授業を受けている学生、
知人の件で関わっているメディア関係者、
阪神タイガースファンの全盲の友人、
それ以外にもたくさんのメールが届いていた。
それぞれの文章に個性があった。
僕はRhineはできない。
携帯電話で会話するのはガラ携だし、スマホは便利なアプリを使う目的で持っている
だけだ。
携帯電話での文字入力はできない。
音声入力などで便利に使えると教えてもらったことはあるのだが、結局パソコンのキ
ーボードでの入力を選んだ。
きっと慣れているということの結果だろう。
それに既読とかがあまり好きになれない。
いつ読んでもらえるか分からない、いつ返事がくるか分からない、その感じも好きな
のだろう。
ワクワクしながらドキドキしながら待つ感覚が僕には合っているのかもしれない。
時代遅れなのは自覚しているし、これでいいと開き直っている。
そして個性のある文章を幾度も読み返したりする。
じんわりと心に染み込んでくる。
雨の中のツツジの花の表現があった。
白、紫に少し近いピンク、赤、想像しただけで笑顔になった。
今日から10日間ほどは休みのない日々が続く。
ひとつひとつの仕事、心をこめてやっていきたい。
(2025年5月7日)