50歳代後半から60歳代前半、歳をとるのを嫌だなと思ったりしたことがあった。
様々な制度が65歳からを高齢者と定義していたからかもしれない。
まだ高齢者じゃないというような気持ちがどこかにあったのだろう。
でも少し変化を自覚するようになった。
例えば、太りやすくなった。
基礎代謝は落ちているのにこれまでと同じように食べるからだろう。
数年前のズボンがはけなくなった。
元々悪かった記憶力、更にひどくなった。
いろいろな単語が口から出るのに時間がかかるようになった。
聴力も少し落ちてきたような気もする。
認めざるを得ない現実だ。
気持ちにも変化が起こり始めた。
今日僕は69歳になった。
素直にまず感じること、ここまでこれたことへの感謝だ。
歳をとるのが嫌なのではなく、また元気で誕生日を迎えられたことがうれしいのだ。
これからまだまだ、身体能力などは右肩下がりで少しずつ落ちていくのだろう。
上手にお付き合いしていくのが歳を重ねるということなのかもしれない。
68年間の経験はそこにつながるような気もしてきた。
食べ過ぎないようにしよう。
運動も少しは考えよう。
外出の際は慌てずにそしてより緊張感を持って動こう。
困ったら堂々と周囲に援助依頼をしよう。
心を安らげる時間は一番大切にしよう。
そしてまだまだできることがあると思っている。
やらなければいけないことがあると思っている。
歳を重ねながら、活動範囲などは広がってきている部分もある。
今年も既に、千葉、東京、長崎、鹿児島と仕事の予定が入っている。
社会に関われること、感謝しながらしっかりと取り組んでいきたい。
昨日が今年最初の仕事の日、独居の先輩を訪ねて歓談すること、「国境なき医師団」
に寄付を届けることが予定だった。
どちらもちゃんとできた。
帰宅して歩数計を確認したら、11,803歩だった。
今朝はいつものようにイノダのスティックコーヒーで一日が始まった。
いいスタートができたような気がする。
ささやかでいい。
僕にできることをしっかりとやっていこう。
視線は未来だ。
(2026年1月5日)